「いい加減にしろーーーーー!!!!!」
その声は、騒がしい公園を一瞬にして静かにしてしまった。
それから一ヶ月はたった。
最初の頃は、おばちゃんたちに捕まえられては、私とあの二人のことを根掘り葉掘り聞き出そうとしてきたが、結局は、『天海さん家の娘さんは、愛されている』という結果になった。
それでも、今だって
「はじめちゃん、おはよ」
と天ちゃんからはじめちゃんと呼び方を変えた若松が、学校へ向かうために開けた玄関の前に毎日立っている。
新道・・・改め帝の方も、毎日のように電話やメールが届いてくる。
お互い休みの日は、そこら辺を散歩するだけだが、デートだってする。
