愛を語るのはイケメン二人。 そんな二人に愛を囁かれたい女性は、たぶん「はじめ」と言う部分を自分の名前を当てはめた感じで、二人の討議を聞いて妄想しているのだろう。 とうとう近所のおばちゃん一人が、 「あれって、天海さん家の娘さんじゃない?」 と言い出した。 これで、明日はおばちゃんの徹底的な話題の的だろう。 まだ話の終わらない二人に、とうとう苛立ちを覚えてきた。 私は意を決して、大声で叫んだ。 二人にも、周りの人にも届くように。