時計を見れば、そろそろ新道と落ち合う時間に刻々と迫っていた。
急いで家に戻れば、少しだけおめかしできる時間がある。
ゆとりを持って会う時間を決めたのだが、差し入れでコーチがアイスを持ってきてくれて、さすがに先に帰るのは失礼だと思い、食べていた結果予想外に部活が長引いてしまった。
その時、男子の方共一緒に食べたのだが、案の定若松は女子に囲まれてしまい、話す機会など、一切なかった。
それに、みのりと乙川に至っては、ただみのりは乙川に対しておせっかいをやいてるつもりなのだろうが、乙川の頬についたチョコを取ってあげたりと、大勢の前で堂々とイチャついていた。
私は、キャプテンとかと何気ない日常会話をしていただけであった。
だが時季外れのアイスも、なかなか良かった。
