ペラペラと、自分の不安をまぎらわすように喋り続ける天海の言葉を、俺の言葉で遮った。
そのまま天海の両手を、自分の両手で覆い被さり、自分の方に引っ張った。
天海は困惑した顔で、俺を見上げた。
俺は、天海の澄みきった目を正面から見つめた。
「あの言葉は、嘘なんかじゃない。
俺は天海を世界で一番愛している。
ずっと前から好きだったんだ。
初めて女性と手を繋ぎたいと思ったことも、一緒にいたいと思ったことも、女性の魅力を教えてくれたのも、全部、天海なんだ。
だから・・・、だから俺と付き合ってください」
全て言い切ると、自分の体が異常なほど熱く感じた。
俺を見つめる天海の目尻に、涙が溜まっていた。
