「「えっ?!」」
天海と女性の声が重なった。
女性はよよ、とよろめき側女に支えられた。
天海は顔を真っ赤にして目をしろくろさせながら、何度も見直すように俺を見つめた。
俺はそれを見て、面白おかしくてくすりと笑うと、今度は女性をはっきりと正面から見て、
「なので、これからは貴女とは一緒に食事をする必要はないのです。
母には俺の方から伝えておきますので」
「帝さんなんて、もう知りませんわ!!」
女性はすごい形相で天海と俺を睨みつけて、さっさと元来たであろう道を帰っていった。
その背中からは、怒りを感じ取れた。
