自分を偽らずありのままでいて、自分のことよりも相手のことを考え、周りの女のような自分に取り入れるための作り物の笑顔ではなく、心からの笑顔で俺に笑いかけてくれる。
そこも、天海の魅力の一つなのだろう。
「私は、母さんみたいに料理上手じゃないし、女の子らしくない」
天海は箸を取り皿の上に置いて、うつむいてそういった。
「新道は、やっぱり料理とかできた方が好きか?」
自分が料理が上手くできないことを気にしてるのだろうか?
謙虚な奴だな・・・。
「そんなことはない。
料理など、練習すればできるようになる。
それに俺にとっては、天海は十分女らしいと思うぞ」
