何か釘さすように天海は言ってきた。
「わかっている。
どこかカフェにでも行くか?」
天海は顎に手を当て、何かを考えるようにうなったが、何か思い出したようで、俺が持っていた大きなかばんを指さした。
「そういや、それ弁当だったわ。
それじゃあ、それをさっきの芝生エリアで食おうぜ。敷物入ってたし」
自分で持ってきたものの中身をわすれるとは、天海らしい・・・。
俺たちは、芝生エリアに移動して敷物をちょうど木陰になる場所に敷いた。
芝生エリアには、すでに子連れの親子が弁当をひろげて仲睦まじく食べていた。
天海も弁当を取り出し、ふたを開けた。
和ものが中心的だが、ところどころに洋ものが入っているがとても健康的な弁当だ
。
