公園を途中休憩などを入れて、時間をかけてゆっくりと一周して元いた花壇に戻ってきた。
大きな池など、子供が遊ぶ遊具広場など、以外に充実していた公園だった。
それに、俺たちと同じように散歩をしている人も多かった。
その時、目の前を白髪が混じり、老眼鏡をつけた六十歳あたりの老夫婦が手を繋ぎ、笑いあいながら通り過ぎていった。
ああいうのを見るのは、結構好きだ。
この国がいかにも平和なのかがわかる。
「私さ、ああいうの見るとさあ、なんか安心するんだよな~。
幸せって感じで、なんか好き」
ちょうど同じことを考えていた天海は、俺を見上げながら笑った。
同じことを思っていたいたことが、少し嬉しくなった。
