セオリー通り言えたことに満足した新道は、私の歩幅を合わせて歩き出した。
「で、今日はどこに行く気なんだ?」
「まかせろ。しっかりエスコートしてやる」
そう言って、サッとズボンの後ろのポケットから生徒手帳を取り出した。なんか悪い予感してきた・・・・。
エスコートって言った時点で、すでに悪い予感しかしてないけどな。
「キャプテンは男女が一緒に出かける時は、サプライズ仕様がいいと言っていた。
だから、一晩悩んで考えてみた」
「そうか、もう悪い予感しかしないから、内容教えてくれ」
「それではサプライズの意味がないだろ」
「いいから!」
