私は机の上に賞品の数々と、服が入った紙袋を置いた。 「お前さあ、母さんの前だからって気遣って私のこと可愛いなんて言わなくてもいいんだよ?」 私は若松の顔を見て言った。 さっき言われた可愛いがなんか、心の中でモヤモヤする。 さんざん冗談で言われなれてるのにな・・・。 「?天ちゃんが可愛いから、ホントのことを言っただけだよ?」 若松は首をちょこんと横に傾げた。 「この服が可愛いってことか?」 私はワンピースの裾をつまんだ。 確かにこの服って可愛いよな。