最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子








オレもうんとだけ言って、ベンチから立ち上がり、天ちゃんのバランスをとるための手を差し出した。






でも、意識してくれたってことは、オレも天ちゃんの恋愛対象に入ってるってことなの?





オレは天ちゃんを見ると、さっきの事件でいつもみたいに手をとることに抵抗があるのか、とろうかとるまいかと手を出したり引っ込めたりしていた。





これの反応は脈ありかもしれないってこと!!?





なんかモノ凄く嬉しいんだけど!!






オレはつないでいない方の手で、小さくガッツポーズを作った。





「どうしたんだ?若松」




それを見ていた天ちゃんが首を傾げながら見てくるのに、何でもないよと言い訳をして、今にもスキップしたい衝動をこらえながら天ちゃんの歩幅に合わせて歩いた。