落ち込んでいたはずの人が、急にがばりと起きたことに天ちゃんは少しビクついたが、天ちゃんもジェラートを一口なめてオレの頭を優しく叩いた。
「別にいいよ。
私がヒールに初挑戦で、うまく歩けなかったのが悪い。
それにお前は、私の歩幅に合わせて歩いてくれたのが、やっぱお前女の子扱いうまいし気がきくなって思った。
むしろ初めてお前がそばにいて、私は安心できてるんだなって思った。
さっきはごめん。そしてありがとう」
ニカっと太陽に負けないくらいの元気な笑顔で、天ちゃんは笑った。
その笑顔にドキッと胸が高鳴った。
そんなことされたら、好意がないってわかってても、期待しちゃうじゃん・・・。
