「あっお姉さん。今日はこの子の洋服選んでくれない?」 若松は私の肩を抱き寄せ、笑った。 「なになに?若松くんの新しい彼女さん? また変わったの〜。お姉さんも若松くんの彼女候補に立候補した〜い」 すると定員さんは、キャピキャピと自分を彼女候補に立候補してきた。 こいつ何人も何人もこの店に連れて来たのかよ。 なんか無性に腹たつ。