「もう天ちゃん!置いてかないでよ!
どうだったいい洋服見つかった?」
誰のせいであんないい店を諦めさせられたと思っているんだよ。
「まだ見つかんねーよ。
みのりは私のためにイベントに出場するから、洋服は私1人じゃ選べないんだよ」
そう言うと若松は私の手を掴み、ぐいぐいと奥の方へ進んでいった。
「!?何するんだよ!」
若松は機嫌が良さそうにンヌフフフーンと鼻歌を歌いながら、上の階に上がるためにエスカレーターに乗った。
「天ちゃんのことだから、そうだと思ったよ。
若松さんのオススメのお店に案内してあげる!」
