「チョット、あたしのはじめさんにひっつかないでくださいよ!」
私を抱きしめる若松を見て、みのりは若松の服を引っ張り、私から離れさせようとした。
「イヤですよ〜!じゃなくて、天ちゃんがヒナちゃんのものになった覚えはありません!!
天ちゃんは、ヒナちゃんのじゃなくてオレのなの!あれっ天ちゃん?!どこ行くの?」
私はみのりと言い争っている若松の腕の中から抜けて、違う店へ向かうことにした。
本当にやめてくれ・・・・。
こんなところで、ケンカなんかするなよ。
店員の目が冷たかったぞ、営業妨害だって。
私は眉間の辺りを押さえて、ため息をついた。
