「なんでここにいる。若松」 私は目の前に立つ人物に、睨みつける。 「いいじゃ〜ん。 たまたま天ちゃんが見えたから、来たんだよ〜」 その人物はヘラヘラと腹たつ笑顔で、ダブルピースをしながら立っている。 今すぐ、その腹たつ長い脚を蹴っ飛ばして、転ばせて、大衆の面前で恥かかせたい。 後ろにいるみのりも、大嫌いな若松を見て、この世のものではない気持ちの悪い生き物を発見したかのような顔で若松を睨む。