けっこう怖いが、そんなことで怖気づかない鉄壁の精神の持ち主なみのりは、 「あは〜、そうだったっけ?」 なんて、後頭部をかいて笑った。 そんな約束完璧に脳内から抜け落ちてんだろうな。 「忘れんな・・・」 乙川も、そんなみのりに呆れて、みのりのおでこにチョップした。 腕時計を見ると、朝練開始までにあと10分は切っていた。 さすがに、副主将さんは遅れるわけにはいかないだろう。