せんせーの声で、座ったまま頭をさげる。
でも、その頭の中では天使ちゃんのことばっかり。
「天使ちゃん、早くしゃべんないかぁ?」
そんなことをベラベラ話し続けていると、あっというまに自己紹介タイムに入った。
うおー、いよいよだー!!
ワクワクしだす私。
きっと、天使みたいなこえなんだろーな!
「うわ、ちょー楽しみ!!」
「んね!」
そんな期待が、次第に高まっていく。
それでも、なんとか落ち着いて待っていると、ついにそのときが来たんだ。
「それでは次の生徒、壇上にあがってください。」
天使ちゃんが一段一段をけんめいに登る姿を、みんなシーンとだまりこんで見つめていた。
「か、かわいい・・・。」
「うん・・・。」
そうフタリで話し合った、ちょうどそのとき。
天使ちゃんが、口をひらいた。
「この度入学いたしました、1年B組の『三上 愛来」と申します!」
つぎの瞬間、体育館中に天使ちゃん改め、アイラちゃんの声が響きわたった。
でも、その頭の中では天使ちゃんのことばっかり。
「天使ちゃん、早くしゃべんないかぁ?」
そんなことをベラベラ話し続けていると、あっというまに自己紹介タイムに入った。
うおー、いよいよだー!!
ワクワクしだす私。
きっと、天使みたいなこえなんだろーな!
「うわ、ちょー楽しみ!!」
「んね!」
そんな期待が、次第に高まっていく。
それでも、なんとか落ち着いて待っていると、ついにそのときが来たんだ。
「それでは次の生徒、壇上にあがってください。」
天使ちゃんが一段一段をけんめいに登る姿を、みんなシーンとだまりこんで見つめていた。
「か、かわいい・・・。」
「うん・・・。」
そうフタリで話し合った、ちょうどそのとき。
天使ちゃんが、口をひらいた。
「この度入学いたしました、1年B組の『三上 愛来」と申します!」
つぎの瞬間、体育館中に天使ちゃん改め、アイラちゃんの声が響きわたった。


