そして親友の南ちゃんは私とは違い、みんなと仲がいい。
知らない子ともすぐ仲良くなっちゃうし、男女問わず仲よさげに話している。
そんな南ちゃんが羨ましい。
女子にも話しかけれない私は男子なんてもってのほか。
「南ちゃんが遠くなると私、不登校になる…」
ギュッと南ちゃんの服の袖を掴むと南ちゃんは微笑んだ。
「優香、大丈夫。例え、離れても休み時間いっぱい話そう?ね?」
そう言う南ちゃんを見上げる。
「うん……」
私がそう言うとホームルームのチャイムがなった。
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