そして次の日。 「おはよ、南ちゃん。」 教室に着くともう南ちゃんは来ていた。 「ん、おはよ。」 そして他愛のない話をしてると、 「南ー!」 佐山さんが来た。 「あ、おはよ。朱理。」 「うん、おはよ!それよりさ、今日空いてない?」 佐山さんは勢いよく南ちゃんに聞く。 「今日?空いてるけど……」 南ちゃんは不思議そうにそう答える。 「じゃあさ、放課後、カラオケ行かない?」