隣の席の超俺様黒王子。






「…ま、そういうことだから今日のこと忘れんなよ?」

「え?」

「借りは返す…当然だろ?」



黒瀬くんはあたしを見下したかのようにドヤ顔をした。
…か、借りってまさか助けてもらったこと!?



「これぐらいタダでしてくれたっていいじゃない!」

「あ?どの口が聞いてんだよ。俺がいなかったら今頃お前は殴られてイジメられる」

「ゔ…」

「覚えとけ。俺はお前の命の恩人だからな?」



黒瀬くんの言う通りだ。
黒瀬くんが助けてくれなかったらあたしは不登校になっていたかもしれない。
…ここは黒瀬くんに従うしかない。



「は、はい…」

「学習能力はあるみたいだな」



なんだかあたし、黒瀬くんの召使いみたい…
ほんとによかったのかな、これで……