「あっれー?おっかしいなぁ?いくら探しても体育館が見つからない。」
やっぱり方向オンチがひとりではじめてのところに行くって無理があったんだなぁ。
そう!俺は方向オンチなんだ!!
今までこれでどるだけ苦労してきたことか・・・。
「・・・ん?」
ふと近くにあった桜の木を見てみるとそこには・・・
「・・・女?」
そこには、桜の木の上で、街を眺めている一人の少女がいた。
そいつは、雪のように白い肌、真っ黒なロングの髪、そしてパッチリとした瞳。まさに美少女と呼ぶに相応しいやつだった。
いや、でもいくら美少女だからって、こんなとこで一人でいるか?しあもこんな朝っぱらだぞ?
・・・ここの学校の制服着てるし、こいつも新入生なのか?
俺は思いきって声をかけた。
「おい、そこでなにしてんだ?」
すると彼女は、ビクッと肩を揺らし、目を大きく見開いて、とてもびっくりした様子で俺をみた。
そして言った。
「あなた、私が見えるの?」
・・・こいつなにいってんの?
「いやいや、人間なんだからそりゃ見えるだろ。」
俺がそういうと彼女は、たちまち花のような溢れる笑顔で俺に言った。
「私は橘心!ねぇ、私と友達にならない?」
やっぱり方向オンチがひとりではじめてのところに行くって無理があったんだなぁ。
そう!俺は方向オンチなんだ!!
今までこれでどるだけ苦労してきたことか・・・。
「・・・ん?」
ふと近くにあった桜の木を見てみるとそこには・・・
「・・・女?」
そこには、桜の木の上で、街を眺めている一人の少女がいた。
そいつは、雪のように白い肌、真っ黒なロングの髪、そしてパッチリとした瞳。まさに美少女と呼ぶに相応しいやつだった。
いや、でもいくら美少女だからって、こんなとこで一人でいるか?しあもこんな朝っぱらだぞ?
・・・ここの学校の制服着てるし、こいつも新入生なのか?
俺は思いきって声をかけた。
「おい、そこでなにしてんだ?」
すると彼女は、ビクッと肩を揺らし、目を大きく見開いて、とてもびっくりした様子で俺をみた。
そして言った。
「あなた、私が見えるの?」
・・・こいつなにいってんの?
「いやいや、人間なんだからそりゃ見えるだろ。」
俺がそういうと彼女は、たちまち花のような溢れる笑顔で俺に言った。
「私は橘心!ねぇ、私と友達にならない?」


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