空見てたって外で寒い中ずっと?絶対嘘だ。
これ以上問いたださなかったけど気になる。
そんな気持ちで学校へ行くため電車に乗った。エヴィン…?
隣には、いつの間にかエヴィンが居た。
えり…どこにも行かないで。せめて今日だけは。お願い…
エヴィンの声は良く通る声だったけれど誰も聞こえている様子は、ない。
私はダメと答えた。だって学校だもん。
でもエヴィンは今にも泣きだしそうで何回も、
お願い…お願いって。
断りきれなくて渋々了承した。
で、エヴィンどこに行くの?そんな私の言葉を無視し、電車から降りた。ちょ、待って。止まってくれる様子もないので駆け足でついていった。行き着いた場所は、ある公園。