不思議だった。
ふと、思い返してしまう夢のような出来事。
確かなことかわからない。
惹きつけられるような青い瞳の人とあたり一面真っ白な野原の上で笑ってた。でもいつのことか、わからない。夢だったのかも…
"ジリリリリ"
目覚ましの音だ、もう少しだけ寝てたい。
『れなー』分かってるよお。ママの起こす声。
『起きてるー。』よし、用意でもするか。
え?ちょっと待って…誰?悲鳴をあげたかったけどできなかった。だってあの…夢の中でいた青い瞳の人だったから、、死んだ様に眠っている。あぁーもうとにかく学校行かなきゃ。とにかく眠らせて帰ってきてから話を聞けばいいよね。
学校には行ったものの集中できなかった。だって夢のようにいるようだったから、
放課後になると誰とも話さず帰った。
まだ寝てる。部屋には、規則正しく寝息が微かに聞こえる、
気配にきずいたのか、あの夢の中の人は、私を見た。でも気にすることなくまた、目を閉じてしまった。
ねぇちょっと、と。ふと夢の中の人に歩み寄って問いかけていた。
夢の中の人はきずいたらしく『何?』と言いたげな顔をしている?
何でここいるの?といきなり急な質問をなげかけた。すると答えてくれた。『君に会いたくて』え?そんなことを言われたの始めてで少し混乱した。な、何言ってるの?流石にそんな答えを返されたら何も言えない。沈黙が少しだけ時間としてあったが、すぐに夢の中の人は、れな?なんて聞いてきた。
まぁそうだったから頷いた。私も聞き返した。
貴方こそ誰なのって…その人は、エヴィン。そんななまえだった。