チョコレート(仮完)



その日から、


私は悠斗を避けるようになった。



もちろん話しかけられることもある。



廊下でばったり遭遇するときもある。



でも、そんな時は由佳がてくれた。 


話しかけられたら、



スルーまたは、逃げる。


遭遇も、


スルーまたは、逃げる。




実はきなおさん事件後、


由佳から電話があった。


告白の結果を聞こうとしたらしい。


由佳の声に安心したらしい私は、


また、涙を流した。


そして、全て話した。


由佳は、優しく、



ただ、


「そっか。ていうか、きなおさんって…


ネーミングセンスゼロじゃん(笑)」と答えただけだった。


最後のは余計だけどねっ!