青空とキミ

『ふー。疲れたぁ。』
席に着くと
『お疲れ様ー。』
斜め前の席の男の子がはい、と野菜ジュースを手渡してくれた。
黒髪で爽やかな男の子だった。
『あ、ありがとう。』
『俺、安藤和也。』
『私は近藤奈緒。よろしくね。』
前の中学校の話をしたりして、楽しく
和也君と話していると
『和也早速ナンパしてんのー?』
『ちげーし!夏美こそなんでここにいるんだよ!』
『あたしここの席だもんっ』
『お前の隣かよー最悪ー』
なんだか2人を見てると面白い...
『なに笑ってんのよー!』
『なに笑ってんだよ!』
2人同時に言ったから
本当に仲良しなんだなって思った。
『あ、自己紹介してなかったね!
あたし相田夏美!よろしくね』
サラサラしたロングヘアがきれいな
女の子だ。
『うん!よろしくね!』
なんだか楽しくなりそう♪