青空とキミ

『結論から言うと愛さんはもう歩けないでしょう。』
目の前が真っ暗になった。
自分に対する怒り、辛さ、苦しさ、虚しさ、全てが沸き起こって来た。
『なんとかならないんですか!?
どうして...どうして愛が...?
私が代わりになります!
だからだから...助けて?...』
叫んで叫んで泣いて泣いて...
でも、お医者さんは冷静にうつむいて
『手は尽くしました。でも...』
『っ...』
そのまま夜は明けて...
最悪な朝を迎えた