青空とキミ

『すみませんが、ご家族の方のみ個室に移動してください』
『あっあの!愛は親はいなくて...保護施設に住んでいるんです!』
『...そうですか。』
お医者さんは少し考えたそぶりを見せて
『貴方たちはこれから言う事を理解する事ができますか?どんなに苦しく辛い事でも...』
え、?どういうこと?
愛は?愛は?どうなっているの?
今1人で苦しんでいるの?
『はい。』
和也は静かに答えた。
『はい。』
私も決意した。
全てを受け入れるって