加山&暮山 side
「あー・・・ありがとうございます。」
少し眠りかけた頭を叩き起こし、暮山は春人に向き合っていた。
「加山はもう寝たのか?」
「あ、はい。・・・夕食来たら、叩き起こしますよ。朝に腹減ったってわめかれても困るんで。」
はは、と春人が笑う。
「ほどほどにな。」
春人が部屋から出て行くと、暮山はポケットに入れていた端末を取り出す。
調べているのは、ホテル『ne-m’oubliez-pas』について____。
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