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水無月&久我 side

「あ、はい・・分かりました。」

ふいに訪れた春人の報告に、水無月は少し安堵した。

先に訪れていたはずなのに、既に眠りに落ちたこの幼なじみの男を、一人で起こして食堂へ移動させるなど考えただけで、疲れるからだ。

いつだって後先考えずに行動して、その尻ぬぐいをするのはいつも自分だった。

いい加減にしろと思う自分が居る反面、彼が頼るのは水無月だけなのだと考えて嬉しく思う自分に、嫌気がさす。

同級生や先輩に、「依存されて可哀相」なんてよく言われるが、どちらが依存しているかなんて分かったことではないのだ。

むしろ、依存しているのは自分の方ではないかと、水無月は久我のつん、と立った髪に触れる。




「幼なじみだからって・・・。同室でドキドキもしないの?この鈍感・・・。」