「俊くーん♡」


その時、教室のドアのほうから甲高い声が聞こえた。
俊のほうを見ると、頬がピンク色になっていた。


「もしかして...」


俊の彼女?



「俊くんっ!ごめんね、遅れちゃって。」

「いや、全然大丈夫だけどっ..///」

「あっ、俊くん、ほっぺた赤いよ~?熱でもあるの?」

その女の子は俊のほっぺたを触りながら笑っている。

(やめてよ...俊に...触らないでよっ)

そんな事言えるわけでもなく、俊は女の子と一緒に教室を出ていった。



「あーらら。俊のやつ..行っちゃったね?」

この声は...

「...奏多。」

もう一人の幼馴染みで俊とは大違いの女たらし。


「何の用?まだ帰ってなかったの」

「ひっでぇなぁー...いいのかよ?」

「なにが!?」

「昔っから、強気だなぁ~。俺の前では素直に居りゃいいのに。」

たまーに優しいとけろがムカつく。
まぁ、それが奏多の良いとこだけど...