昔の話をしていると



気づけば夜になっていた



愛羅と夏未は肩を寄せていた



「そんなことがあったんだ」


「そうです。おかげで強くなって夏未さんを守れるくらいになったわけです」



「戻らなくて大丈夫?」


「兄さんのとこ?いいです
あたしは夏未さんと一緒に居れればそれでいいです」


(かわいい……)



愛羅は夏未に抱きつくと



そのまま眠りについてしまった





起きてみると朝焼け



先に目を覚ましたのは愛羅だった




「……ん?」



愛羅が起きると


男たちが4人



愛羅と夏未を囲んでいた




「こーんなところで寝てていいのかな?」


「若い女だぁたまんねぇ!」


愛羅が慌てて立ち上がると夏未も目を覚ます