「月島に手出してるのは俺らじゃないだろ?」
名前も知らない人が、そう言った。
「あんたじゃなくても、迷惑なんだよ。和也もいい加減にして。コイツらの行いのせいで、かなうに何かあったら責任とれるわけ?」
凛はそう言って和也を睨む。
「ちゃんと見張ってる。」
和也は静かにそう言って、凛の顔を見た。
「大体、あんたらのせいで私ですら迷惑してるって言うのに、暢気なもんだね。」
凛はそう言って呆れた顔をした。
私は何だか話についていけなくて、俯いたままサンドイッチを食べた。
「りょーた、特にあんたの女。最悪だから。」
凛はそう言って、茶髪に金髪メッシュを入れた男の子を睨んだ。
あの人はりょーたと言う名前なんだ、と私は思った。
そう言えば、昨日和也がりょーたと言っていた事を思い出した。
「アイツ?別に彼女じゃねぇよ?」
りょーたと言う人は、悪びれる様子もなくそう言って肩をすくめた。
「あれは唯のセフレだ。」
続けざまにそう言って、にやっと笑った。
私はびっくりしてサンドイッチが喉に詰まりそうになってむせた。
「りょーた、かなうちゃんは清純なんだから汚い言葉使っちゃ駄目だよw」
愁がそんな事を言うので、私はまた顔を赤くして俯いた。

