「天気いいから外行こうぜ。つーか、凛ひでぇ顔だぞ?」
私達が近付くと和也はそう言ったけれど、凛はそれを無視した。
和也は何か言いたげだったけれど、凛が全く無反応なので黙って私達を先導した。
向かった先は体育館の裏だった。
外の空気は冷たいけれど、日差しはとても暖かくて丁度良い。
「かなう、凛、おはよ。」
その場所には、愁と祐希も居た。
ついでにこの前会った、他の3人も一緒だった。
皆地面に座ったまま、適当にご飯を食べている。
私は凛に手を引かれて、少し離れた階段に並んで座った。
なぜか和也も私の隣に座ったので、間に挟まれてとても窮屈だった。
「おっと、お姫さまの登場か?」
この前、私をじっと見つめてきた男の子がそう言った。
「凛も一緒なんて珍しいじゃん。」
名前も知らない別の男の子がそう言うと、凛は盛大に悪態を吐いた。
「この馬鹿のおかげで、昼からあんたらの顔見るとか最悪だわ。」
そう言って和也を睨む。
「しょうがないじゃん。だって和也が月島呼びに行くって言うこと聞かないし。」
「そうそう、俺らはちゃんと止めたよ。」
愁がそう言うと、和也がしかめっ面をする。
「だってかなうと飯食いたいし。」
和也はそう言って、ちらりと私を伺う。
私はどんな反応をすべきか分からなくて、曖昧に微笑んだ。

