「ほら、君はもう痛くないでしょ?」 その子はそう言って優しく笑った。 私はどうすることも出来ずに、ただその深い蒼い瞳をじっと見つめていた。 「僕が君を守ってあげる。」 その子はそう言って、私の頬にそっと触れた。 微かに吹き抜ける風が 静かに血の匂いを運んで行った。 ああ・・・・・ 思い出した・・・・・。 なぜ、私は こんなに大切な事を 忘れていたんだろう・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・――――――。