私は恐る恐る視線を上げた。
目の前に現れたのは、なんともカラフルな4人の男の子だった。
「紹介するね、こいつは愁(しゅう)」
凛が最初に紹介してくれたのは、金髪の男の子だった。
その男の子は背はあまり高くなくて、その派手な見た目とは裏腹に、笑うと出来る笑窪が印象的だった。
「よろしくー!」
「んじゃ、次ね、こいつは祐希(ゆうき)」
さっきの愁という子よりも少し背が高く、大人っぽいその男の子は黒髪で、どちらかといえば物静かな秀才っぽい雰囲気だった。
「月島さんだよね?」
「あ・・・うん。」
祐希と呼ばれたその子は、私にそう言うと爽やかに笑う。
「俺達、同じクラスだって気付いてた?」
「・・・え?」
「やっぱり気付いてなかったか。」
「同じクラスなの?」
私がそう言うと、祐希は声を上げて笑った。
つられて皆も可笑しそうに笑う。
「前から不思議な子だと思ってたけど、月島さんってほんとに天然なんだね。」
祐希がそう言うと、私は途端にまた恥ずかしくなって咄嗟に謝った。
「・・・ごめん。」
「いやいや、これからよろしくね。」
祐希はそう言って、私の頭をポンポンと軽く叩いた。

