「あのね、嫌じゃないの。」
私は慌てて否定する。
凛ちゃんはそんな私を無言で不安そうに見つめてた。
「いや、ほんと無理しないで良いよ!」
「あのね、違うの・・・」
「うん?」
「凛ちゃんの友達に、いきなり会っても・・・私緊張して、失礼なこと言っちゃったりしたら・・・。」
「え?」
「凛ちゃんに迷惑かけちゃうかと・・・」
私がそこまで言うと、凛ちゃんは突然笑い出した。
「かなうそんな事気にしてるの?」
「・・・うん。」
「っていうか、かなうはほんと真面目ちゃんだねw大丈夫、みんなそんなこと細かい事気にするヤツじゃないし。」
「でも・・・私、馬鹿だから・・・。」
「大丈夫!凛の友達も凛も馬鹿だしw」
凛ちゃんはそう言って私の手を引いた。
「・・・凛ちゃん。」
「凛でいいよ!凛って呼んで。かなうは凛の友達でしょ?だったら、凛の友達はみんな、かなうの友達だよ!」
「でも・・・」
「かなうは、細かい事気にしすぎ!そんなに色々考えてたら疲れない?」
凛ちゃんの言葉に思わず苦笑いをする。
確かに私は細かい事をいつも考えたり、他人の行動にすごく敏感だった。
だけれどそれは小さい頃からそういう環境で生活していたからで、多分普通の人には理解出来ないだろう。

