私のヒーロー

優輝の胸に顔を押し付けられる。



痛いけど……。
苦しいけど……。


我慢する。



だって……。
優輝がこんなに近くにいてくれる。


この温もりを……。


心で体で……

感じられることは……。


凄く幸せな事だって
そう……思い知ったから。





「本当に……。
心配ばっかり掛ける女だな」

「それはこっちのセリフ」

「ったく……」




呆れた様にタメ息をつく優輝。


でもすぐに
それは優しい声に変わった。




「お帰り」

「ただいま」




抱きしめられる体から
優輝の優しさが伝わってくる。



その優しさが私には眩しすぎる。


でもずっと触れていたい。


あなたの優しさで
私を包み込んで……。