私のヒーロー

「ん……」




目を開けば
眩しい光が私を出迎えた。



光と言っても蛍光灯だけどね……!



さっきのは夢だったのだろうか……?


凄く長い夢を見ていた気がする。





「亜樹!?」

「亜樹!!」




いきなりの叫び声に
私は顔を顰める。


声が……頭に響く……!!



目の前にいる雅人と翔に
軽くタメ息をつきながらも
私は笑顔を向ける。




「ふ……2人とも……騒ぎすぎ」



どのくらい
眠っていたかは知らないけど


しばらく使っていなかったせいか
少し声が出しずらい!!




「亜樹の馬鹿!!」

「心配かけるなチビ!!」




悪態をつく2人だけど……。


翔と雅人の顔には
涙が浮かんでいた。