浅木 稜也Side--------------------
「……何で行かせたんだよ」
「……ジッとしてられない気持ちは
……お前にも分かるだろ?」
原田を睨めば
そんな言葉が返ってきた。
亜樹が倒れたから2週間以上が経った。
これでも
我慢した方だろうな……。
「あぁ……。
だがな……
姫条が傷つけば亜樹はどうなる?
アイツを傷つけたくなくて
必死に助けた亜樹の気持ちはどうなるんだ!?」
バンッと扉を叩く音だけが
病室に響き渡った。
大宮も新條は
哀しそうに顔を歪めている。
「……浅木……。
お前が亜樹を
心配する気持ちは分かる。
だけどな?
もう少し肩の力を抜け。
そんなんじゃ
お前まで倒れちまう」
そう言ってポンッと
俺の肩を叩く原田。
「雅人も翔も
そんな顔すんなって!
亜樹はすぐに目を覚ますからな?
今のお前ら見たら
爆笑さるぞ?」
原田はそう言いながら
優しい笑顔を浮かべていた。
……内心は辛いくせに……。
無理に明るく
振る舞っているのが分かる。
でもこれが原田の強さだ。
闇炎を支えるNO2の力……。
「……何で行かせたんだよ」
「……ジッとしてられない気持ちは
……お前にも分かるだろ?」
原田を睨めば
そんな言葉が返ってきた。
亜樹が倒れたから2週間以上が経った。
これでも
我慢した方だろうな……。
「あぁ……。
だがな……
姫条が傷つけば亜樹はどうなる?
アイツを傷つけたくなくて
必死に助けた亜樹の気持ちはどうなるんだ!?」
バンッと扉を叩く音だけが
病室に響き渡った。
大宮も新條は
哀しそうに顔を歪めている。
「……浅木……。
お前が亜樹を
心配する気持ちは分かる。
だけどな?
もう少し肩の力を抜け。
そんなんじゃ
お前まで倒れちまう」
そう言ってポンッと
俺の肩を叩く原田。
「雅人も翔も
そんな顔すんなって!
亜樹はすぐに目を覚ますからな?
今のお前ら見たら
爆笑さるぞ?」
原田はそう言いながら
優しい笑顔を浮かべていた。
……内心は辛いくせに……。
無理に明るく
振る舞っているのが分かる。
でもこれが原田の強さだ。
闇炎を支えるNO2の力……。

