私のヒーロー

「あのままずっと一緒にいたかった」

「じゃあ……一緒に帰ろうよ……。
皆でずっと馬鹿しあおうよ……」



私の涙は頬をつたり
床へと落ちていく。


涙を流す度
頭に浮かぶのは


優輝やみんなの笑顔。


毎日……毎日


倉庫でふざけ合ってる光景。




「ごめんな亜樹。

俺はもうこうする事でしか
アイツらに恩返しが出来ない」

「稜也……」



いやだ……。
やめてよっ……。


そんな事……言わないで……。




「お前には1番……感謝してる。
俺に光を当ててくれてありがとう」



止めてってば……。

そんなお別れみたいな事……
言わないでよ……。



溢れ出す涙で
もう稜也の顔すら満足に見えなかった。




「ずっと傍にいてくれてありがとう。

俺は幸せだった。
お前といれて……」


「やめて……」



もう何も聞きたくないっ……。