3日後



直ぐに時は経ち

あっという間に楼孤のトップたちに
答えを言う日が来てしまった。


今は中庭で1人で考え込んでいる。




「……あー……どうしよう」



結局……
稜也とは何の話し合いもしていない。


もちろん優輝にだって
何も相談していない。



もう……
どうしていいかなんて分からないよ!!




「どうしたの亜樹?」

「鈴香……」



心がズタズタに折れそうになった時
そこには私の親友が立っていました。




「最近……元気なくない?」

「そんな事……」



“そんな事ない”って
ハッキリは言えないよな……。



今の私には元気なんて言葉は似合わない。
私が元気に見えるならそれは空元気だろう。



それくらい……。
悩んでいるんだ……。