私のヒーロー

「優輝!!」

「俺を待たせんじゃねぇよ!!」



男3人が見る方に
視線を向ければ
想像もしていない人が立っていた。


な……何で?
一体どうなっているの?



「姫条……くん……」



私は夢でも
見ているのだろうか。


目の前に立っているのは
間違いなく姫条くんだ。


でも今の彼は
学校にいる時と全くの別人だ。



優しい声も口調も
爽やかな笑顔も
どこにもない。


冷たく怖い声に
すさまじい殺気。



一体どうなっているの……。