私のヒーロー

「お前の能天気な寝顔見てたら……
なんか元気出てきた」

「はい!?」




……能天気って失礼ね……。

でも……。
良かった……。



優輝が元気になるなら
私は何でもする。


だって……。
優輝の笑顔が何よりも大好きだから。



「1人でニヤけてんじゃねぇよ。
気味が悪いぞ……」

「……ひどっ!!」




流石に傷つくなー……。




「嘘だ。
真に受けんじゃねぇよ」



ちゅっと軽く唇が重なり合う。


って……。



「ここ廊下だよ!?」

「誰もいねぇよ」



不敵な笑みを浮かべる優輝は
すっかりいつもの優輝に戻っていた。



まぁ……。
優輝が笑ってくれるなら……。


たまにはいいかな……。


なーんて……。
私って結構……。


優輝には甘いかも。