私のヒーロー

「お前のメイド姿が
見られるのが嫌なんだってよ!」

「もう見ちゃったけどね~」



雅人と翔はニヤニヤと
怪しい笑みを浮かべている。




「アイツらお前のメイド姿……。
すっごく絶賛してたぞ……。


とくに優輝はべた褒めだったな~」



そう言いながら亮祐は
ニコッと爽やかな笑顔を浮かべる。




「優輝が……?」

「あぁ。

まぁアイツは素直じゃないからなー。

ひねくれ者だから
そこら辺も分かってやってくれな?」



亮祐は遠まわしに
私と優輝を仲直りさせようとしてくれている。


みんなも私と優輝が
気まずい雰囲気になっている事は
空気で感じ取っているみたいだ。



皆にも心配かけてるし……。


今日……文化祭終わったら
謝ろうかな……。



優輝と気まずいのは嫌だし。


それに……。
もう……限界だから……。


私の心が……。
優輝を欲している……。


私は優輝と……
一緒に笑いあいたいの……。