私のヒーロー

「ねぇ浅木くん。
浅木くんって家こっちだっけ?」



いつも逆方向に
帰っていなかったけ?


そう思って
少し後ろを歩く浅木くんに
話しかけたんだけど……。


うん。
無視されているね!!


まぁ……もう慣れたけど。



そう思って前を向いた時
目の前に金髪の男が立っていた。



「……ん?」



えっと……どいてくれない。
通れないんだけど……。


遠回りだけど
今来た道を戻ろうかなー。


面倒くさい事はごめんだ。


そう思い後ろを振り向けば
浅木くんの後ろにも
赤髪の男と可愛らしい男が立っていた。