私のヒーロー

ガチャンと鍵が占められた。




「亜樹……!」



廊下からは稜也の声が
聞こえてきたけど


騒ぎになるのを避けてか
すぐ声が聞こえなくなっていた。




「優輝……?」

「ふざけんなよ……」




優輝は私の腕を掴み壁に押し付ける。




「痛っ!!」

「ふざけんな!!」




優輝の怒鳴り声が教室に響き渡る。


怖い……。
その感情が私に襲いかかる。





「優輝どうしたの……?」

「何で浅木に1番に見せてんだよ……」



怒鳴り声とはうって変わって
弱弱しい優輝の声が私に降りかかってきた。




「1番に見せるって……」



何の事か分からず首を傾げていれば
優輝の視線は私の体に向いていた。



もしかして……。