私のヒーロー

「ねぇ……。
アンタって姫条くんの彼女よね?」



鈴香の言葉に思わず目を見開く。

今さら何を言ってるの!?



「そうだけど」

「……アタシには

“浅木くんが好き”
って聞こえるんだけど?」

「……」



私が稜也を……。



「はぁぁぁ!?」



我慢できずに叫んでしまった……。

いやいや。
叫ばないほうがおかしいでしょ!?




「亜樹!?」

「どうしたの!?」



クラスメートの視線が一気にこっちに向く。


それは
稜也や優輝も例外ではない。



ってか2人の視線が1番強い!!




「な……何でもないよー。
気にしないで~」




あははと笑えば


『変なのー』

『亜樹は元から変かー』


とか色んな声が聞こえた。