私のヒーロー

放課後


今日から残って
文化祭の準備をする事になった。



「何のキャラ作るー?」

「執事!!」



「メニューはどうしようか?」

「ケーキとか?」



みんな笑顔だけど
真剣な表情も見える。


年に1回の文化祭だもんね?


成功させたい
って想いが皆から伝わってくる。




「亜樹」

「どうしたの優輝?」

「浅木がいない」

「え?」



私の耳元でコソッと優輝が喋る。


稜也がいないって……。
さっきまでいたのに!?



でも行先は分かってるもん!!




「みんな作業を続けてて!!」

「OK!!」



みんなにそれだけ言って
私は教室を飛び出す。


向かうのはもちろん……。


屋上だ。