私のヒーロー

「……はぁ……」

「どうしたんだよ?」



声がしたと思ったら
隣には優輝が立っていた。


……いつの間に。



驚いていれば
急に肩を抱き寄せられる。




「優輝?」

「お前が見た怖い夢と
両親と……何か関係があるのか?」

「へ!?」

「図星か……」



相変わらず凄いな優輝は……。

私の事……
何でもお見通しって感じ……。





「まぁ……」



優輝に嘘を言っても仕方がない。
バレちゃいそうだし……。


それに……。
優輝には嘘をつきたくない。




「なぁ……
俺に話してくれねぇか?

お前の両親の事」

「え……?」

「お前が何に
苦しんでいるのか知りてぇんだ。

……お前の力になりてぇ」



……ありがとう。

優輝の想いが嬉しくて
私は優輝に両親の事を話す。